先日、無事第一子を出産しました〜!👏
私は、29週くらいから低置胎盤かもと主治医の先生に言われており、最終それが治らずだったので帝王切開での出産方法になりました。
低置胎盤ってなに?
前置胎盤もある!
それって大丈夫なの?!
希望していた経膣分娩はできないの??
と、そもそもこの症状を知らなかったので、いろんな疑問と不安ばかりでネットで調べまくりました。
今後、同様の診断を受けたプレママのためになる情報をまとめます。
前置胎盤・低置胎盤とは?
母体と赤ちゃんをつなぐ命綱である胎盤の位置が、通常よりも子宮口の近くにある症状のことです。
胎盤は通常、子宮口と反対側の子宮の上の方にくっつきますが、胎盤が子宮口を塞いでしまうことがあります。
これが前置胎盤です。
前置胎盤はつく位置によって3種類にわけられます。
- 胎盤が子宮口を完全にふさいでしまっている「全前置胎盤」
- 子宮口の一部を覆っている「部分前置胎盤」
- 胎盤の縁が子宮口に少しかかっている「辺縁前置胎盤」
低置胎盤は、前置胎盤ほど胎盤の位置が下ではないが、子宮口の近くにあり、胎盤の端から子宮口との距離が2cm以内になっていると低置胎盤と診断される目安です。
子宮口にかぶさっていない分、低置胎盤のほうが前置胎盤よりもリスクは低いとされています。
胎盤が子宮口に近ければ近いほど、経膣分娩だと大量出血のリスクがあり、帝王切開での出産確率が高くなります。
イラストは妊娠中の病気、トラブル克服シリーズ 「前置胎盤の巻」より引用
前置胎盤・低置胎盤の原因は?症状は?どうしたら治る?
原因
主治医の先生に、なぜこの症状になったのか、どうやって治せばいいのか聞きました。
が、この原因ははっきりとはわかっていないそうです。
むしろ精子が着床した場所が偶然子宮口の付近だった、ということで特にこれといった原因があるわけではなさそうでした。
ネット上の記事では、
- 流産手術や人工妊娠中絶の経験がある
- 帝王切開の経験がある
- 子宮の病気の手術を受けたことがある
- 子宮筋腫
- 経産婦
- 高齢出産
- 喫煙習慣
などがリスク因子としては上げられる、とありますが、私はこれに一つも該当していませんでした。
なので本当に「精子が着床した場所が偶然子宮口の付近だった」に尽きるのだと思いました。
ですので、このリスク因子に当てはまってる・当てはまってないどちらの方も、前置胎盤・低置胎盤と診断されたからといって自分を責める必要はありませんよ!
症状
私の場合は幸い、特に何もなく帝王切開日まで来ましたが、一般的に前置胎盤での症状としては、
「腹痛を伴わない突然の出血」
が発生することがあるようです。
妊娠の経過が進むに連れ、出血の量も多くなるようで、妊娠中期以降で突然の出血が見られたら、すぐに産婦人科で見てもらったほうが良いでしょう。
低置胎盤だと、前置胎盤よりかは出血リスクなどは少ないですが、出血が見られたら同様にすぐに産婦人科に行きましょう。
治し方
前置胎盤や低置胎盤に有効な治療方法はないと言われました。
ただ、突然の大量出血リスクがあるため、出来る限り安静にしてくださいとのことでした。
臨月になると体力をつけるためや陣痛促進などで
スクワットや1日1万歩のお散歩をする!
という方も多いと思いますが、そういったことも辞めてくださいと言われました。
なので、無理な外出などは控えていました。
ただ、子宮が大きくなっていく過程で、自然と胎盤の位置が上がっていく可能性も十分にあります。
日本産科婦人科学会によると、妊娠15~19週に前置胎盤と診断され、その後も出産するまで前置胎盤だった確率は12%でした。
この確率は妊娠20~23週は34%、妊娠24~27週は49%と、妊娠週数が経過するごとに上がっていきます。
つまり、前置胎盤と診断される妊娠週数が早いほど、最終的に前置胎盤でなくなる例が多いということです。
なので、前置胎盤・低置胎盤が治ることも多々あるので過度に不安になりすぎなくても大丈夫ですよ!
前置胎盤・低置胎盤はいつ頃わかるのか?
私は29週の時の妊婦健診のときの経腟超音波(エコー)検査で初めて言われ、その後の検診で2,3回胎盤の状況を確認してもらいました。
最終的に33週のときに、だんだんと胎盤の位置は上がってきは来たが子宮口から2センチは空かなかったため、帝王切開での出産にしましょう、と決定しました。
ギリギリまで粘ってもらいました。
子宮が大きくなることによって状況は変わっていくことも多いので、
24週の7ヶ月目以降から、31週の8ヶ月目の間で前置胎盤・低置胎盤は判断されます。
出産方法は帝王切開になる?
最終的に前置胎盤と診断されたら、陣痛が始まり子宮が開き始めると、通常の分娩は赤ちゃんが出た後に胎盤が出てくるところが、胎盤から先に出てしまう可能性があるので大量出血リスクがあり予定帝王切開になります。
低置胎盤の場合は、場合によっては自然分娩も可能な場合もありますが、
分娩時に大量出血リスクは変わらずあるため自然分娩時も緊急帝王切開になる可能性も十分にあります。
また、帝王切開での出産でも大量出血の可能性は変わらずあるため、
特に前置胎盤の方はICU(集中治療室)やNICU(新生児特定集中治療室)が整備された大学病院や総合病院での入院・手術が望ましく、私も前置胎盤だったら転院したほうがいいと言われました。
また、大量出血時の輸血用に備えて、事前に自分の血液をストックしておく「自己血輸血」をやりました。
300ミリリットルの採血を3回、合計約1リットル分、自分の血液を採ってストックしました。
あんなに大量の自分の血液を見たのは初めてでした。苦笑
最後に
最初は私もびっくりして、いろんなレポを読み漁り、落ち込んだりもしましたが、
もうどうしようもないことだし、リスクを知った上で医師の指示通りに日常を過ごしていれば、特に問題はないマタニティライフでした。
帝王切開での分娩も、手術自体が人生初の私にとっては最初は恐怖でしかなかったですが
いざ出産!ってなったら手術時間自体は短いし、案外ビビりすぎる必要もなかったな、と思っています。
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