子供が無事産まれて、日々育児に奮闘しています、
子供が成長するにつれてヒヤヒヤすることや危なっかしいことが度々あります。
産まれてまだ日が浅い頃は突然死症候群や窒息、溺水などを一番心配していましたが、
だんだん子が大きくなってなんでも口にいれようとする時期になると、今度は誤飲の心配。
子がおすわり、つかまり立ち、伝い歩きなどが身体が成長していくに伴って出来るようになると、
上記に加えて、今度は転倒による怪我の心配も増えます。
歩けるようになったり走れるようになると、今度は転倒による怪我だけでなく
飛び出しやぶつかりなど交通事故の心配。
子が大きくなって独り立ちするまでは
こういった心配と、ず〜っと隣り合わせです。
上記のサイトを見て、
夫と娘のケガや病気をどうやって防いでいくか、実際になったときにどうすればいいかを話し合いました。
そもそも私達はAEDの使い方さえ知らないよね。
置いてあるのはよく見るけど…
知らないからいざって時も使うの躊躇してしまいそう。
でも絶対使えるようにしておくべきだよなあ。
じゃあまず使い方を知ろう!と調べたところ、
東京消防庁が主体で救命講習なんていうものをやっているじゃないですか!格安で!
私達がもともと知りたかった子どもの緊急時の対応も講習してくれるし、
使い方を知りたかったAEDについても教えてくれる!
これ参加しない手はなくない?
ということで早速、品川区の救命講習に申し込んで行ってきたので、レポします。
救命講習の詳細と予約方法
私達が参加したのは2019年(令和元年)11月10日でした。
夏に上記サイトを見たらかなり予約が埋まっている印象だったので、2ヶ月前には電話で予約を取りました。
■講習予定日
各区のサイトで確認してください。
「○○区/○○市 救命講習」で検索すれば、実施されている行政であればサイトがヒットすると思います。
■場所
品川消防署
品川区北品川3丁目7番31号
■講習時間
9時から12時までの3時間。うち休憩15分程度
■費用
1,500円
■申込方法
03-3474-0119へ電話
■申し込み期限
実施希望月の前月15日ごろまで
■持ち物
救命講習認定証を郵送してもらうための封筒。切手を貼った状態で、宛名記載のしておく。
動きやすい服装。
■その他
子連れはNGです。我が家はそのタイミングでシッターさんに来てもらいました。
実際の講習では、かがんだりするので、ヒールやスカートは避けたほうがいいです。
パンツ、スニーカースタイルをおすすめします。
救命講習の当日の流れ
10分前くらいに品川消防署に到着。
ついたらまず受付で料金を現金で支払い、持参した封筒を渡しました。
受付でこの普通救命講習テキストの本を受け取りました。
参加者は全部で15人くらいでした。
全部で3時間で、前半・休憩・後半の構成です。
最初の1時間くらいは座学で、消防職員の方が講師で講習テキストを読み進めます。
職員の方が実際に対応した、救急車での緊急対応などのお話も聞きます。生々しい話も聞きました。
前半が終わって座学終了です。
休憩のあとはいよいよ心肺蘇生とAEDの使い方についての実践講習です。
このマークを見たことある人は多いですよね。
でも実際にAEDの使い方を知っている人、起動させたことがある人はかなり少ないんじゃないでしょうか?
私もその一人でした。
緊急事態に遭遇したこともありませんが、実際に遭遇していても使い方を知らないので、壊してしまったらどうしよう。間違った使い方をしてしまったらどうしよう。という不安でなかなか敬遠してしまっていました。
まずはテキストで流れを確認します。
倒れている人の意識と呼吸の有無を確認します。
その間にAEDを準備します。周りに人がいれば持ってきてもらうよう指示します。
呼吸の有無を確認し、呼吸をしていないようであれば気道確保をします。
気道確保をしているうちにAEDを持ってきてもらい、
AEDを受け取り次第、起動させて電気ショックを与えます。
これを、救急車が到着するまで繰り返します。
と、実際に絵と文字で読んで理解しても、
実際にやらないとこれは絶対にわからないし身につきません。
実践講習として、参加者と2人1組でペアになり、
①気道確保・AEDの起動などメインでやる人
②AEDを持参し、サポートする人
をそれぞれ交代でやりました。
私はこの講習で初めて気道確保(心肺蘇生と人工呼吸)を体験しました。
ドラマなどで見たことはあってもやったことがなくて、とても緊張しました。
でも初めてでしたが、実際にやるとやり方もコツも理解できました。
本当に勉強になりました。。。。
これ絶対に全成人が受けるべき講習だと、講習を受けながらヒシヒシと実感していました。
成人向けの心肺蘇生・AEDの付け方講習を受けたあとは、乳幼児への心肺蘇生・AEDの付け方の話も聞きました。
乳幼児は体も小さく、いろいろな臓器や器官が未熟なので成人と同じようにやるのは勿論NGですが、
圧迫の強さと速さは成人と同じで絶え間なく圧迫することが必要です。
成人は両手を使って心肺蘇生をしましたが、特に乳児には指2本でやります。
また、心肺蘇生・AEDのあとは、
私がもともと一番気になっていた子供が誤飲したときの対応についても学びました。
気道異物除去法という名称で、これは成人でも十分にありえる出来事なので
誤飲や喉に詰まってしまったものをどのように除去するかの方法を、こちらは座学で学びました。
子どもの気道異物除去法も教えてもらいました。
子どもの毎日は誤飲の危険と隣合わせです。
実際になにか危険物を誤飲してしまった時にやり方を何も知らなかったら、
焦って慌てるだけになってしまうと思うので、
冷静に対応できるためには知識があることがとても大切。
これは全ての親が知っておくべき方法だと思いました。
救命講習を受け終わったら
講習で特に問題なく理解出来たら、救命技能を有するということを認定してもらえます。
数日したら救命技能認定証が自宅に届きました。
有効期限は4年間です。
私はいつ何があるかわからないのでこれをお財布の中に入れています。
最後に:救命講習を受けてみて
救命講習を受けようと思ったきっかけは、
我が子になにかがあったときにオロオロするのではなく、即座に対応できるよう、一般人の私達でも身につけられる術はちゃんと学んで身につけようと思ったからでした。
実際に救命講習を受けたら、乳幼児への緊急対応はもちろん、
なんとなく間違って使ってしまったら怖いから、という思い出敬遠していたAEDの使い方を実習とともに学んだり、
乳幼児・成人関係なく緊急時の救急車が来るまでの数十分の間にできる人工呼吸や心肺蘇生など
普段日常生活を過ごしていたらきっと知らなかったであろう対応についても学べたのは本当に大きな収穫でした。
お、この建物はあそこにAEDがあるんだな。
実際に緊急時に遭遇しても
すぐAEDを使う心構えが出来ているから安心!
この講習を受けたおかげで、町中で各建物に設置されているAEDに目が行きやすくなった気がします。
この数分の間に助かる命がある。
講習で学んだことを忘れずに、緊急時に遭遇しても勇気を出して応急処置を実践しようと思いました。
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